
漬物のこと
インドネシアの皆さんは、日本の『漬物』を召し上がったことはありますか?
日本では古くから保存食として親しまれおり、日本各地には数多くの種類の漬物があります。
その土地の野菜や気候、調味料や漬け方で香りや味も実に様々。
日本に訪れた際はお土産にいかがでしょうか。
私は漬物作りが上手だった祖母の影響で、子供の頃から大好物です。
特に『ぬか漬け』は、毎日の食卓に並んでいるとホッとします。 ぬか漬とは、江戸時代から続いてる日本独自の発酵食品で、米ぬか(玄米を精白するときに出る米の外皮や胚芽の粉)を使った漬物のことです。『ぬか床』の中に野菜などを漬け込んで作ります。

昔からぬか床は嫁入り道具の一つともいわれ、どこの家庭にもあるのが一般的でしたが、毎日かき混ぜるといった管理が大変なことや、スーパーでも既製品が手軽に手に入るようになったことから、時代とともに変化するライフスタイルによる『漬物離れ』が増えた時期がありました。
しかし最近では、高い栄養価や美容の面でもぬか漬けが見直されてきており、日々の食事に取り入れる人も増えているようです。初心者でも簡単にぬか漬けが作れるキットなども多く販売されています。
袋タイプやチューブタイプ・・と、いろいろなメーカーから販売されているので、自分好みの味を探すのも楽しいです。

いくつか試している最中ですが、現在は無印良品の『発酵ぬか床』が冷蔵庫に静かに鎮座しています
オンラインショップの紹介文にもあるように、『毎日のかき混ぜがいらないぬかどこです。あらかじめ発酵させているので、そのまま野菜を漬けられます。』という便利な商品です。
作り方はとても簡単で、野菜を洗って水分を拭く→袋に入る程度のサイズにカット→袋の中のぬかに埋めて待つのみ。(皮むきは野菜によってお好みで。)
半日〜2日後に掘り起こしてみると・・・ちゃんとぬか漬けになっているから面白い(^^)
きゅうり・大根・セロリ・にんじん・ミニトマト・・など順番に試しています。
野菜の種類や漬ける時間によって、『これはまだ早すぎた・・』『これは漬かりすぎてしょっぱい!』と、いい塩梅を見つけるため日々実験中です。
ちょうど良い味にできあがると嬉しい達成感がありますし、冷蔵庫に常備しておくと料理のやる気がゼロ%の時でも心強い味方です。
個人的な感想ですが、ぬか漬けはご飯だけでなく意外にもパンにも合います。(ピクルス感覚)
口コミによると、アボカドやゆでたまごを漬けても美味しいらしいので今度トライしてみようと思います!