「遺跡もなか」を食し縄文時代について考えてみた

12月に義理の父の一周忌法要があり、長野県佐久市に行ってきた。法要は無事に執り行われお義父様も天国で安らかに過ごしている事と願いつつ、親戚の方々が持ち寄ってきたお供えのお菓子の中に、なんとも言えぬ地味なパッケージながらちょっと哀愁を感じ、それでいて目を引くお菓子があった。それが「遺跡もなか」だ。

これは長男の奥様の実家(南佐久郡川上村)よりいただいたもので「長萬製菓」という和菓子屋で製造販売されているお菓子。では、なぜ「遺跡もなか」なのか?話を聞くと、川上村には縄文時代中期の集落遺跡「大深山遺跡(おおみやまいせき)」があって竪穴式住居跡やたくさんの縄文土器、石器が出土したらしい。そこのお土産としてもなかを作ったところ人気が出た商品だとか。
彼女は大深山遺跡に小学生の時に遠足に出かけたとか〜思い出話しなどを聞かされた。

はて?縄文時代って何年前の時代?もうずいぶん前に学校で習ったと思うのだがすっかり忘れているので調べてみた。今から約12,000年前〜2,500年前らしい。改めて確認してみると〜、旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代(大和時代)、飛鳥時代、奈良時代〜と続く。歴史について調べると長くなるのでここでは控えるが、縄文時代は約1万年以上も戦争のない平和が続いた謎の時代だったとか・・・。
(諸説、色々ある)そういえば自分も小学生の頃、地元横浜の「三殿台遺跡(さんとのだいいせき)」に遠足で行った記憶があり、静岡県の「登呂遺跡」にも行ったことがある。「登呂遺跡」は弥生時代の集落遺跡らしい。

インドネシア皆さんは遺跡について思い入れはあるのか?「インドネシアの最古の遺跡」で調べてみたところ「グヌン・パダン遺跡 27,000年前の巨大建築、世界最古のピラミッド」と出てきた。日本では、縄文時代よりもさらに前の旧石器時代の遺跡。これはもう手に負えないロマンあふれる考古学の世界のようだ。

さて、肝心の「遺跡もなか」を食したところ〜まぁ、人面香炉型土器がデザインされたもなか、普通のもなかだ。ただ、あんこの甘さは少し控えめでさっぱり感があり、皮はパリパリ。甘党の自分としては満足な食感であり、縄文時代や世界最古のピラミッドについていろいろ教えてくれた貴重なもなかを味わえた事に感謝! 

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Y.K.
Y.K.
神奈川県横浜市生まれの生粋の浜っ子。初老を迎えたゴルフ大好き人間です!
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飛距離の維持と技術向上、競技ゴルフ出場を目指し、日々奮闘中。
他の趣味:庭いじり、声を出して歌う事、野球観戦・・・など。

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