時には日本の歴史に浸る…in 靖国

桜の木でも有名な靖国神社。
(ここに植えてある桜は、日本の開花宣言に使われています)
時たま近くを歩いていると、何気なく行きたくなる場所だ。

東京初の西洋式銅像「大村益次郎銅像 」や、青銅製の鳥居としては日本一の大きさを誇る「第二鳥居 」をくぐると見えてくる菊の門。
神聖で荘厳なその奥に本殿が見える。

毎日お掃除されている神社は、ゴミどころか落ち葉すら落ちていない。
凄まじい清潔さは、英霊への敬意そのもの。
さまざまに議論され続ける靖国だが、一見の価値ありの歴史的に大変重要な場所。
日本にやってくる方々には、是非立ち寄ってもらいたい場所の一つだ。

本殿のすぐ横には絵馬など神社のお守り売り場があるのだが、そのまま砂利道を歩いていくと、資料館「遊就館」がある。
一階は無料で観覧できる。
SL機関車の実物と、零戦や砲弾の原寸資料を見られる。
2階は有料エリアで、実際の先の戦争に関する記録が保存されている。
全く殺伐とした雰囲気ではなくて、奥ではカフェも併設され、カレーのいい香りが漂ってくる。
実際の零戦の座席を見ていると、当時の男性の体格がわかる。
塗装はされているが、当時の激戦の跡がところどころに刻まれており、その傷の深さに、いかに現場は地獄であったかが伺える。

こちらでは日本軍に関連したお土産も買えるのだが、よくある海外のお客様が好きな浮世絵や歌舞伎、着物などの「わかりやすいジパング」ものではない。
書道セット、先の戦争に関する著作の数々、日章旗、海軍コーヒー、当時のお菓子やおもちゃなど、靖国でしか買えないものが売っているので、なかなかの穴場である!
特に売り場で人気だったのが、零戦のプラモ。(ゼロセンとは渾名であり、実際には「れいせん」と読むのが本式だそうである)
ミリタリー趣味の皆さんが、型番を確認しながら熱心に購入されている姿は大変微笑ましい…

私は靖国の桜で染めたハンカチと、「のらくろ」の手拭いを購入。
*のらくろについては深川に記念館があるのでまた別でご紹介。

なぜだか売り場で見ていたら、本物の日章旗が欲しくなり、買おうとしたが意外と高くて諦めたのだった…(大中小とサイズ違いがあり、小さいのはとても可愛い)
「遊就館」の隣には能楽堂があり、この日は童謡のミニコンサートが開催されていて、お爺ちゃんお婆ちゃんに混じってちゃっかり座って鑑賞。
子供の頃によく大人が歌ってくれた歌、どんなに歳を取っても、どれもが懐かしくてたまらない日本の歌になぜだか涙する…
能楽堂の対面は会議場「啓照館」。

靖國神社

この日は「大東亜戦争を考える会(全4回)」が開催されていて、礼服をきたご年配の皆さんがゆっくり歩いていらした。

菊や盆栽も販売され、焼き饅頭くらいしかなかった参道には、いつの間にかおしゃれなカフェスペースができていて、時代の流れを感じる。
デートスポットではないけれど、静かだし、お食事ができるところもあるし、坂を降りればすぐ神保町古書店街にも行ける。
のんびり過ごすことができるので、お買い物に疲れたら、ぜひ参拝に寄ってみてほしい。
花見の時期は特に素晴らしく美しい。

巨大な鳥居をくぐれば、どんな人もきっと、心新たにまた明日を生きられるはずだ。

Profile

momoPB
momoPB
新潟県出身。田舎生まれ女子校育ち。
最近クラシックバレエを習い始め、怠惰な心身を鍛えるべく日々奮闘中。
趣味はいろんな国のオーガニック商品のパッケージ集め、アプリで縁起のいい方角を探すこと。
好きな食べ物は炊き込みご飯、苦手なものはマヨネーズ。

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