日本の秋の味覚「サンマ(秋刀魚)」

先日、本当に久しぶりに焼き魚のサンマを食することができました。前に食べたのはコロナになる数年前か…?覚え出せないくらい前になりました。居酒屋で北海道産のサンマの丸干し(干した状態で10センチくらい?)は何度か口にしてきましたが、一匹まるごとを塩焼きで食べるのは久しぶりで、苦味のあるワタも含めて堪能いたしました(本当に新鮮なサンマはワタが苦くないです)。

サンマは、日本の秋を代表する魚で、細長く銀色に輝く姿が特徴です。名前の由来は「秋の刀のような魚」という意味で、まさに秋の風物詩として親しまれています。サンマが日本人に愛される理由に、手頃な価格で家庭の食卓に並び、秋の訪れを感じさせます。

サンマは古くから日本人の食文化に深く根付いていて、江戸時代には庶民の重要なタンパク源として親しまれ、秋の訪れを告げる魚として季節感を感じさせる存在でした。漁業の発展とともに、サンマ漁は日本沿岸で盛んに行われ、地域の経済や生活に欠かせない役割を果たしてきました。
文学や詩歌にもサンマは登場し、秋の風物詩として日本人の心に刻まれています。落語の話が元となった東京・目黒の「目黒のサンマ祭り」は、炭火焼きのサンマが無料で振る舞われるほどの人気ぶりです。

サンマは日本の秋の味覚として様々な調理法で楽しまれています。
塩焼き、刺身、蒲焼き、煮物、竜田揚げ、南蛮漬け…干物・みりん干しにもなります。
炊き込みご飯も最高です。サンマ料理は地域や家庭によってもアレンジが多く、秋の味覚として幅広く親しまれています。

サンマは北西太平洋を広く回遊し、夏は北上、秋に南下して8月〜12月が漁期の中心です。日本国内の水揚げの中心は北海道(道東:根室・厚岸など)と、三陸(岩手・宮城)で、これらの道県が国内漁獲の大部分を占めます。上位には福島、千葉(銚子)、静岡、長崎なども挙げられます。北で早く、南へ下るにつれて漁期が遅くなります。

サンマは北の海で育ち、夏〜秋にかけて北から南へ回遊するため、漁場が季節とともに移動します。漁法や漁場の沖合化もあり、産地ごとに出回る時期や鮮度の特徴が変わります。

不漁になる前数年前、2ヶ月ほどかけて毎週、焼きサンマを食べるという食べ比べチャレンジをしたことがあります。はじめの9月頃から徐々にサンマに脂が乗っていき、10月ごろには脂が滴るほどのって本当に美味しい。そして旬の最後の方の11月末ごろには脂のノリも悪くパサつき、ワタもくたびれたカンジになり、旬が過ぎたのを食べて実感しました。三重県でもサンマは獲れるそうですが、調理方法が干物や煮物と紹介されているのをみて、なるほど、三重まで降りてくるサンマは脂が少ないんだと思いました。

近年、日本ではサンマの漁獲量が大幅に減少し、不漁が続いています。特に2010年以降、サンマの漁場が沖合に移動し、漁獲量が激減しました。これは海水温の上昇や親潮の弱化、餌となる動物プランクトンの減少などの海洋環境の変化が影響していると考えられています。また、外国船の漁獲圧力や国際情勢も影響を与えています。2022年の水揚量は過去最低を記録し、価格も高騰しましたが、2023年以降はやや回復の兆しも見られています。 サンマは日本人の歴史と文化に深く結びついた魚であり、季節の象徴として今も愛され続けています。幻の魚にならないよう大切に守っていきたいです。

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KimIjwmi
KimIjwmi
経年劣化の為あちこちに不具合がでて通院中。歩く速度は 5km/h

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