日本人の夏の風物詩「スイカ割り」について

スイカ割りとは、目隠しをした人が周りの声だけを頼りに、棒を使ってスイカを割ってみんなで食べる遊びです。
スイカ割りは日本の夏の風物詩で、海水浴場の砂浜や、保育園・幼稚園の園庭、イベント会場などでよく行われます。

また、この遊びを始める前に、挑戦者の体を回転させて平衡感覚を狂わせることがあります。
挑戦者は目隠しをしているため、スイカの場所の指示を聞き間違えたり、正しい方向に進んでいるつもりでも違う方向に行ってしまうことも!

スイカを割った後は、みんなでスイカを食べるのが普通ですが、砂浜で割るとスイカに砂が付いて食べにくくなります。
そのため、スイカの下にレジャーシートなどを敷いて汚れないようにしてから割ることが多いです。

説明を聞いても実際にやってみないとわからないことが多いと思います。
試してみるときは、以下の内容を参考にしてください。

スイカ割りに必要な道具と持ち物

  • よく熟れたスイカ1玉
  • スイカを叩くための長めの棒(麺棒など、硬くて清潔なもの)
  • 目隠し用のタオルや手ぬぐい、アイマスク
  • スイカの下に敷くレジャーシートなど
  • スイカを食べるための包丁、まな板、紙皿
  • 汚れたスイカを洗うための水
  • 後片付け用のゴミ袋

スイカ割りのやり方とルール

スイカ割りには「日本すいか割り推進協会」が定めた公式ルールがあります。以下がそのルールの概要です。

  • スイカと挑戦者の距離は5~7m以内
  • 使用する棒は直径5cm以内、長さ1m20cm以内
  • 挑戦者1人と指示を出すサポーター数名でチームを作る
  • 挑戦者はスタート時に右回りに5回と3分の2回転する
  • 持ち時間は1分30秒
  • 持ち時間内で3回まで棒を振れる
  • スイカに棒が当たらなければやり直し
  • 審判員が点数をつけ、最も高い点数のチームが勝ち

日本すいか割り推進協会(http://www.mitinoku.or.jp/tokusan/suika_wari_rule.pdf)

日本すいか割り推進協会|すいか割りルール

もちろん、公式ルールを気にせずに楽しんでスイカ割りを行うのも良いでしょう!

インドネシアではスイカ割りのような夏の風物詩はありますか?
もし興味がありましたら、ご家族やお友達と一緒にスイカ割りに挑戦してみてください。
日本の夏を少しでも感じていただけたら幸いです。

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