駄菓子話

インドネシアの皆さんは日本の『駄菓子』を食べたことがありますでしょうか?

※駄菓子(だがし)とは、茶席や贈答にも使われる高級菓子に対し、主に子供向けに製造販売される、安価な菓子のこと。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

日本では昔はよく見かけた『街の駄菓子屋さん』は年々減少傾向にありますが、現在はコンビニやスーパーなどでも駄菓子を気軽に買うことができます。
お店によっては縁日風のディスプレイがされていたりして、通りかかると大人の私もつい立ち寄ってしまいます。
駄菓子は子供が商品を手に取りやすいように売り場は低い場所に設置されていることが多いので、背中を丸めながらあれこれ選ぶのもまた楽し♪ です。

私の子供時代は、自宅から徒歩 1 分位の所におばあちゃんが一人でやっている駄菓子屋さんがありました。
駄菓子の他に、文房具・漫画なども売っており、小さいながらも必要なものがちゃんと取り揃っている便利なお店で、お小遣いを握り締めて毎日のように通ったものです。

店の軒先にはアイスのケースとチェリオの冷蔵庫。そして大きな一枚板のベンチがあり、店で買ったものを食べながら一服できる・・(今思い返すとなんて理想的なロケーション!)という憩いの場でした。
お店はもう何年も前に無くなってしまったのですが、とても良い思い出です。

そんな訳で長年食べ続けている駄菓子ですが、私の住んでいる愛知県で製造されている『ビスくん』という商品をご存知でしょうか。(スティック状の優しい甘さの焼き菓子で、カリっとした食感が後を引く美味しさです。)
◎三ツ矢製菓株式会社 HP
https://www.mitsuyaseika.co.jp/

つい先日、テレビのバラエティ番組で知り大変驚いた出来事があります。

←パッケージに描かれたこのキャラクターを当然ビスくんだと思い込んでいたのですが、実は違うのだそうです。
『ビスくん』は『商品名』であり、彼にはまだ名前がないとのこと。
愉快で美味しい駄菓子の世界は、奥が深いです…。

皆さんもいつか日本を訪れた際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
お土産にもおすすめです。

Profile

CHITA
CHITA
デザイン会社勤務。
おかっぱ頭。
好きなものや趣味を、思い出話と共に綴っています。
休日は自転車で市内をぐるぐるしたり、
音楽やラジオを聴きながら部屋の模様替えをしています。
特技は掘り出し物を見つけること。

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