香川県に行ってきました。
年末、香川県の実家に帰省しました。
香川県(Kgawa Prefecture)は日本の四国地方に位置する県で、日本で最も面積がせまい都道府県です。本州の岡山県から瀬戸大橋線で瀬戸大橋を渡って四国の香川県へ行きます。瀬戸大橋(Seto Ohashi Bridge)は 6 つの長大橋とこれらをつなぐ 4 つの高架橋の総称です。全長 9368m で道路鉄道併用橋(上部が自動車道路、下部が鉄道の 2 段構造)では世界最大級だそうです。
香川県はうどんの生産量・消費量が日本一で、うどん県として県観光協会が PRしています。
ポケットモンスターのヤドンがうどん県 PR 団として活躍しています。(うどん県×ヤドン「ヤドンパラダイス in 香川」で検索してみてください
ね)
讃岐うどんの特徴はなんといってもコシの強さにあります。
コシとは、もちもちとした弾力と粘りのことです。
讃岐うどんは食べた時に柔らかくなめらかで、噛むと弾力があって歯ごたえを感じます。
食べ方もいろいろあり、全国的に有名なのが釜揚げうどんです。
水で締めないため、うどんがふっくら柔らかい食感なのが特徴です。
ゆでたてのうどんに生醤油をかけて食べる生醤油うどんは、「うどんの刺身」と呼ばれることもあり、コシの強い食感とうどん本来の味を味
わえます。私はちくわ天をのせてネギをたっぷり入れた讃岐うどんが好きです。
年越しうどんを食べて、2024 年お正月、友人の住んでいる観音寺市にある琴弾八幡宮へ初詣に行ってきました。
381 段の石段をあがって本殿でお参りします。
お参りのあとは銭形展望台から銭形砂絵「寛永通宝」を見ました。
有明浜の白砂に描かれた砂絵ですが、寛永 10 年(1633 年)に当時の藩主、生駒公を歓迎するために一夜にして作られたといわれています。
その大きさは東西 122m、南北90m、周囲 345m!とても大きいです!
この銭形砂絵「寛永通宝」を見れば、健康で長生きできてお金に不自由しないと伝えられているそうです。
毎年、春と秋に市民のみなさんを中心に数百名で、砂絵を美しく整える砂ざらえを実施しています。
私の友人も中学生の頃、砂ざらえに参加したことがあり、大変だったけれど楽しかったといっていました。
お正月といえばお雑煮です。
香川県の雑煮は他県ではみられない「あん餅雑煮」です。
あん入りのお餅の入った、いりこ出汁と白味噌仕立てのお雑煮です。あんが白味噌に溶け出ると、甘じょっぱくてなんともいえません。
あん餅雑煮が食べられるようになったのは江戸時代末期から明治初期だそうです。
江戸時代、当時「讃岐国」だった香川県では、「讃岐三白」と呼ばれた塩・砂糖・綿が特産品でした。
砂糖は幕府への献上品とされ、貴重品でした。
そこで年に一度、砂糖を使ったお正月の特別な料理としてあん餅雑煮が作られるようになったそうです。
県内でもあん餅雑煮を食べる人と食べない人がいて好みがわかれますが、私の家ではあん餅雑煮を食べないとお正月という気がしません。
最近は、香川県内や岡山県で期間限定ですが、レンジで簡単に味わえるあん餅雑煮も売られています。
まろやかな白味噌とあん餅の甘みが絶妙なバランスのあん餅雑煮、機会があったらぜひ食べてみてくださいね!
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博物館&美術館鑑賞・舞台鑑賞など、心のおもむくまま記事を書いています。
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