コンビニの肉まん

昨日、コンビニに寄ったらレジ横に肉まん(中華まん)が並んでいた。
思わず「もうそんな季節か」「いや、やっとその季節か」と思ってしまった。

定番の肉まん、あんまん、ピザまん。
最近はチーズ入りや変わり種、コラボ系の肉まんも増えてきた。

少し調べてみたが、
たとえば、セブンイレブンでは「ふんわり×ごろっと肉まん」「大入り豚まん」「濃厚ごまあんまん」など
食感や具材にこだわったラインナップがある。
ローソンは定番の肉まん・ピザまんの具材を増量してジューシー感をアップ。
さらに「抹茶ショコラまん」「大学いもまん」といったスイーツ路線も展開。
そしてファミマ(ファミリーマート)も負けていない。
定番の「じゅわっとジューシー本格肉まん」は、豚肉の旨みとジューシーさを引き立てる仕様で定着している。
また、ゴーダ、チェダー、パルメザン、モッツァレラの4種のチーズ肉まんもリニューアルで再登場している。
さらに、ファミマは代表的な商品「極旨 黒豚まん」や、コラボ商品もあり、
モスバーガー監修の「チリドッグまん」も話題になった。
ソーセージの旨みとチリソースを中華まんで表現するという意外な組み合わせ。

日本における中華まんの歴史を少し振り返ると、これもまた興味深い。
1927年には東京・新宿で中村屋が「天下一品 支那饅頭」を売り出し、
肉入り・餡入りの饅頭が商業的に流通した例として知られている。
また神戸・南京町では1915年に豚饅頭が売られており、それが包子(中華まん)文化の早期段階のひとつとされる。
ただ、当時は蒸し器を使った手作業が主だったため、量産は難しく、家庭や中華料理店が中心だった。
戦後、冷凍技術や物流網の拡張により、中華まんは全国に流通するようになった。
1970年代以降、コンビニが中華まん用スチーマーを導入し、店内で温かく提供する方式が生まれたのが、いわゆる“コンビニ肉まん文化”の始まりとも言われている。

こうしてみると、肉まんはただの温かいおやつじゃなくて、時代や技術、消費者の趣向とともに進化し続けてきた存在なんだと思う。

まだ昼間は暑さが残る日も多いけれど、朝晩にかけては涼しいというよりも肌寒いと感じるときもある。
そんなときにコンビニに寄ると、レジ横のガラスケースの湯気に誘われて、つい買いたくなってしまう。
これからの季節、財布を開かせる一番の魔法は、レジ横の肉まんかもしれない。

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PEACE CITY に住んでおります。
アウトドアブームが落ち着いた今、
ボタニカルブームに足を踏み入れようとしています。

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