抹茶と緑茶

今回は、抹茶（と緑茶について調べた内容を報告しようと思います。
というのも、抹茶に関わる仕事をして、「そもそも抹茶って？」「抹茶と緑茶ってなにか違うの？」と疑問を持ったのが始まりでした。

日本人の中でも抹茶や緑茶自体は知っていても、その製法や違いを知らない人は多いかと思います。この記事を読んだインドネシアの皆さんは、そんな日本人に出会ったら教えてあげてください。

1. 抹茶とは？

抹茶は、緑茶の一種ですが、特別な製法で作られます。日本の茶道でもよく使われる抹茶は、茶葉を蒸して乾燥させ、石臼で細かく挽いた粉末状の緑茶です。この粉末をお湯で溶かして飲むため、茶葉そのものを飲むことができます。

2. 抹茶と緑茶の違い

抹茶は緑茶の一種ですが、すべての緑茶が抹茶ではありません。緑茶は、日本で広く飲まれているお茶で、最も一般的なのは「煎茶（せんちゃ）」です。煎茶は、茶葉を摘んでから蒸し、乾燥させて作ります。抹茶と違い、煎茶はお湯で煮出して飲むため、茶葉を浸してその味を引き出します。
抹茶の葉は 緑茶の葉（カメリア・シネンシス, Camellia sinensis） です。つまり、抹茶と緑茶は 同じ茶の木の葉 から作られますが、栽培方法や加工方法が異なります。

具体的には、栽培方法に関しては、抹茶の栽培方法は収穫の約3～4週間前から茶畑に覆いをかけ、直射日光を遮ります。
他方、緑茶の栽培方法は先述したように蒸した後、揉まずに乾燥 させます。
つまり、抹茶は特別な栽培・加工をした緑茶の一種 ということです

3. 抹茶の楽しみ方

抹茶は、そのまま飲むだけではなく、様々な形で楽しむことができます。抹茶ラテや抹茶アイス、抹茶ケーキなど、抹茶の粉を使ったスイーツも日本で大人気です。特に、抹茶ラテは温かくても冷たくても美味しく、最近では世界中で親しまれています。

また、日本では抹茶を使った「抹茶の和菓子」もあります。お餅やあんこ、羊羹（ようかん）などの伝統的な和菓子に抹茶を加えたお菓子が多く、これらは抹茶のほろ苦さが甘さと絶妙に調和して、食べるととても幸せな気持ちになります。

４. インドネシアの皆さんにおすすめの抹茶

もしインドネシアで抹茶を食べたり飲みたくなったら、ぜひ日本製の抹茶を探してみてください。多くのスーパーやオンラインショップで販売されており、抹茶ラテや抹茶アイスクリームを試すことができます。日本の抹茶はその品質が高く、香りや味わいが豊かですので、ぜひ一度試してみてください。