日本書紀から学ぶ戸隠神社

先日長野県長野市にある戸隠神社にいってきました。
HP:戸隠神社
戸隠神社に行くまではその名前も知らなかったので、色々調べてみました。
私の調べたことがインドネシアの方々が訪日した際の参考になれば幸いです。

戸隠神社は、紀元前210年に孝元天皇によって建立されたと言われております。
ここで、戸隠の名前の由来が歴史好きの私の興味をそそったので紹介させてください。
日本には、日本の最古の歴史書の「日本書紀」があります。
その日本書紀は、神話や天皇・国家の成り立ちが書かれており、日本の文化や歴史を知るために重要な資料となっています。天皇は神であるという天皇の正当性を示す国家的な歴史書な訳です。
空想の世界と思っていた神話が、実は現代日本のルーツとして確かに息づいているその驚きと発見が、私の興味を一気に引き寄せたのです。
話を、日本書紀から読み解く戸隠の名前の由来に話を戻します。
日本書紀の神話パートの中に「天岩戸開き神話」という有名な話があります。

その神話パートの中心的人物が天照大御神(アマテラスオオミカミ)です、女性の神様で、世界を明るく照らす重要な神様です。
その天照大御神の弟に須佐之男命(スサノオノミコト)という神様がいました。
その須佐之男命が、母親がなくなって泣いてばかりいた所、父親に怒られて追放されたりしたことで自暴自棄になり暴れてしまったのです。
他の神様が亡くなるほど須佐之男命が暴れたことにより、天照大御神は怒って
「こんな世界、もう照らさない!」と天岩戸に隠れてしまったのです。
天照大御神は世界を明るく照らす神様なので、世界は漆黒の闇に包まれたわけです。
困った他の神様がどうにかして天照大御神に出てきてもらいたいと会議をしたのです。
会議の結果、天照大御神の気を引いて外の世界に興味を持ってもらい、岩戸から出てきてもらうという作戦を立てました。
具体的には、天鈿女命(アメノウズメ)という踊りの神様が天岩戸の前で踊り、
それを見た神様たちが大笑いして、天照大御神の気を引こうという作戦です。
実際に、神々の笑い声を聞いた天照大御神の「えっ、なに?なに??」と外の様子が気になりました。
そこで、外の様子を覗こうと少し岩戸を開けた時に、力持ちの神様の手力男神(タチカラオノミコト)が岩戸を勢いよくあけて天照大御神を外へ連れ出す事に成功したのです。その岩戸が下界、現在の長野県に落ちて戸隠山なったという伝説があります。

その戸隠山にある神社が戸隠神社という訳です。
次に気になるのは、「飛ばされた岩戸が戸隠山のどこにあるか」ではないでしょうか?
一説によりますと、戸隠山自体が岩肌むき出しの険しい山なのでその形状が巨大な岩の扉に見える事から戸隠山全体が岩戸ではないか、という話もあります。
いかがでしたでしょうか。
読んでくれた方の歴史的好奇心を刺激できれば幸いです。

実際に戸隠神社に行ってみて、国内国外問わず観光客の方が多かったので、多くの方が楽しめる場所ではないか、と思っております。

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Mt Fuji
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三大栄養素は、運動/音楽/お酒
欲しいものは、ファッションセンスと年甲斐
お笑い芸人にいそうな顔とよく言われます。

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