アンテナショップへ行ってきました[2]

連日 30 度越えの暑さが続く梅雨明け前のある日、日本橋にある滋賀県のアンテナショップ『ここ滋賀(COCO SHIGA)』へ行ってきました。今回の目的は 2F にあるレストラン『近江牛もりしま寛閑観(かんかんかん)』の 7 月限定メニュー「天然びわます御膳」です!

レストラン『近江牛もりしま寛閑観(かんかんかん)』のある 2F の窓には滋賀県彦根市のキャラクター・ひこにゃんがいました。
6 月に赤こんにゃくを買いに行った時、レストランのチラシをもらってから、ワクワクしていました!

知人が「美味しいので機会があったら食べてみて!」と絶賛していたビワマス。
身の色が鮮やかなサーモンピンクのビワマスは夏(7〜8 月)が旬で、上質な脂が全身にのってとても美味しいのだそうです!
一度食べてみたかったので奮発しちゃいました!

じゃーん!「天然びわます御膳」です!ごはんの上に敷きつめられたビワマスがとてもきれいですね!
一本釣りで釣られた天然のビワマスだそうです。まずは醤油をつけてお刺身でいただきましょう!
とろけるようなやわらかさです。脂がのってますが、くどくないですね!美味しいです!
いくらでも食べられそうです。出汁がついているので、出汁茶漬けにして食べてみます。サラッと食べられますね!どちらの食べ方も美味しいですが、私はお刺身が好きかも!
滋賀県産の漬物やえび豆、小鮎の佃煮、牛肉や赤こんにゃくの山椒煮も美味しい!最後のひとくちはお刺身にしました。…おかわりしたいくらい美味しかったです!

一緒に行った友人は魚より肉が好きなので、じゅんじゅんという肉や魚をすき焼き風に味付けした滋賀県の郷土料理をハンバーグ仕立てにした「じゅんじゅんハンバーグ御膳」にしました。甘辛く味付けされたハンバーグに溶き卵をからめて食べます。すき焼きみたいで美味しかったそうです!
ハンバーグも美味しかったけれど、もちもちした丁字麩がとても美味しかったといってました。「じゅんじゅんハンバーグ御膳」はランチのみですが、いつでも食べられます。
次回来た時には食べてみたいですねー!

滋賀県にある琵琶湖は、世界でも有数の古い歴史のある日本一大きな湖です。10 万年以上の歴史があり固有種がいる湖(古代湖)は世界でも約 20 しかありません。日本では琵琶湖だけです。
約 40 万年という長い時の中で現在の琵琶湖になってから、琵琶湖の生物の一部が独自に進化して世界で琵琶湖にしかいない固有種が生まれました。

今回食べたビワマスはサケ目サケ科に属する琵琶湖固有種の淡水魚です。琵琶湖で 2 年半から 3 年半くらい回遊生活をして、成長したら産卵のため生まれ故郷の河川へ遡上します。
琵琶湖ではコアユなどの小魚やエビを食べて育ちます。コアユを食べて身に脂がのり、エビの色素により鮮やかなサーモンピンク色の身になります。大きいものは 60cm ほどに成長するそうです。
ビワマスは準絶滅危惧種のため捕獲期間やルールなど細かく決められています。滋賀県漁業協同組合連合会では天然親魚を捕獲して採卵し、稚魚を育てて放流する増殖事業を長年行っているそうです。

ビワマスの資源量保護のための努力のおかげで、美味しいビワマスが食べられるのですね!
琵琶湖の宝石ともいわれるビワマス。機会があったらぜひ食べてみてくださいね!

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melon bread
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