ゴジラは日本の誇れるコンテンツ

昨年、山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた『ゴジラ-1.0』が、第96回アカデミー賞で視覚効果賞に輝きました。映画館やサブスクでご覧になった方も多いかと思います。

すでに世界的に有名な「ゴジラ」ですが、改めておさらいすると、ゴジラ(Godzilla)とは、1954年に東宝が公開した特撮映画『ゴジラ』に始まる、架空の怪獣および作品シリーズの総称で、日本だけでなく海外でも映画化されている東宝の100% IP(知的財産)です。

日本で作られた「ゴジラ」の映画は近年では『ゴジラ-1.0』の他に、2016年に上映された『シン・ゴジラ』も有名かと思います。こちらは『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明が監督をしています。この2作品は色々な点で対照的で見比べると面白く感じます。

『シン・ゴジラ』は日本の政府や国民が、ゴジラという未曾有の危機にどのように立ち向かうかを描き、国家対怪獣の構図です。現代日本社会に突如出現した、文明や社会システムそのものを破壊する存在として描かれ、災害や核のメタファーとしての意味合いが強いです。

対して『ゴジラ-1.0』は主人公である個人が、ゴジラとどのように戦うかを描くことに焦点を当てています。太平洋戦争後、水爆実験の影響で誕生した存在として描かれ、当時の絶望的な社会状況と結びついています。

また撮影方法もそれぞれ違いがあり、『シン・ゴジラ』はCGを使って特撮の映像を再現することを目指したと特撮にこだわりをインタビューで語っています。
一方の『ゴジラ-1.0』は古典的な「ミニチュア特撮」と最新の「VFX(デジタル技術)」を組み合わせ、35人の少人数精鋭でハリウッドの大作の1/10にも満たない低予算で作り上げられました。

実のところ私自身は『シン・ゴジラ』の方を何度もみております。映画館で鑑賞し、その後もサブスクで何度もみていますが、早口でたたみかけるような台詞のと情報の多さ、出演者の方のクセの強い演技などが、かえって楽しく気分転換になります。これを海外向けに字幕を付けたら大変だろうなと思っていますが、ぜひ今度は英語字幕で鑑賞しようと思います。

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