高速道路の休憩施設

日本の高速道路の休憩施設は「パーキングエリア」や「サービスエリア」と呼ばれ、施設が充実しているところがとても多いのです。
トイレと飲み物の自動販売機のみあるような小さなパーキングエリアももちろんありますが、サービスエリアと呼ばれる場所はガソリンスタンドやレストラン、お土産屋さんや、はたまたお風呂や宿泊施設まで併設されているところもあります。
そもそも「パーキングエリア」と「サービスエリア」と呼ばれる施設の違いですが「パーキングエリア」はおおよそ15km間隔に1カ所、トイレと自動販売機など必要最小限の施設で「サービスエリア」は50km間隔に1カ所を目安に設置される大型の施設となっていて、各サービスエリアによって異なりますがレストランやお土産屋さんなどのショップ、ガソリンスタンドなどがあり場所によっては観覧車や娯楽施設も有り、そこが目的地になるようなサービスエリアまで存在しています。

またサービスエリアのトイレは別棟の大型の建物である所も多く、24時間365日いつでも無料で使えます。日本に長く住んでいると当たり前すぎてあまり気づきませんが人の少ない深夜に一人でも安心してトイレが使えるのは治安の良い日本ならではの事だと思います。
そんな高速道路の休憩施設で筆者がおすすめの2カ所を紹介したいと思います。
1つ目は静岡県にある「富士川サービスエリア」です。こちらのサービスエリア下り線からは富士山の絶景が見られます。
高速道路の上り線と下り線の2カ所にサービスエリアがありますが、上り線側には道の駅「富士川楽座(ふじかわらくざ)」が併設されており一般道路からも入る事が出来ます。
高速道路のサービスエリアと道の駅が合体した大型の施設になっています。

2つ目は東京湾にある「海ほたるパーキングエリア」です。ここは世界的にも珍しい海の真ん中にあるパーキングエリアです。パーキングエリアの東京側は約10kmの海底トンネル、パーキングエリアの千葉側は5kmの海上の橋になっています。このパーキングエリアは360度全て海なので見晴らしは最高で、羽田空港に離発着する飛行機や良く晴れた日には富士山も見ることが出来ます。館内は各種レストランやお土産屋、コンビニエンスストア、スターバックスなどのカフェもあります。屋上デッキに出るとまるで船に乗っているような気分になれますよ。外国の方にも有名な場所のようで、いつも多くの外国人の方で賑わっています。

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YOZO
YOZO
大阪生まれの東京育ち、子供の頃芸能事務所に所属して数年間活動していました。
オールドキャンピングカーでのお出かけと野鳥、コーヒー、クラシック音楽が好きな middle age
です。

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