わがまち船橋『てくてく散歩』 サウナ編

こんにちわ。
私は、日本の東京で生まれ,幼い頃に隣県の千葉県に引っ越しました。
千葉県は、日本の玄関と言われる成田国際空港やディズニーランドが有名ですがそのディズニーランドの隣街にある千葉県で 2 番目に大きい都市、船橋市で 50 年以上暮らしています。
そんなわたしのホームタウン船橋の気になるスポットを個人的にマニアックな目線で紹介して行きたいと思っています。

まず、船橋市を簡単に紹介しますと昔は漁業と農業が中心でしたが戦後は闇市(ブラック
マーケット)から始まり、風俗店やギャンブルの場として人が集まりました。
現在は首都東京のベッドタウンとして栄え、日本の住みたい街ベスト 10 にも選ばれていますが、市内には競馬場が 2 箇所をはじめ、パチンコ店などの娯楽施設や飲食店が数えきれない程あります。
初めてこの街に来た人から、市内に 5 つの鉄道路線が絡み合い駅の周辺は、ごちゃごちゃしているとか怪しい店が多いなどネガティブな声をよく聞くのですが住み慣れた私には居心地が良く、とても便利に感じます。
最近は中国や東南アジアの方々の居住も増えてるようでさらに発展している街です。

そんなカオスな街、船橋で今回紹介したいのは、「サウナ G-topia」です!

サウナとは、フィンランド発祥の高温で蒸した部屋に裸で入り極限状態になった時に外へ出て体を冷やす事を繰り返す行為で身体をリフレッシュさせるものです。
私が子供の頃は各家庭にほとんど浴室が無く各町内に公衆浴場(お風呂屋さん)があり、そこへ歩いて通ったものでした。近年は各家に浴室があるのが当たり前になり公衆浴場は激減してますが温泉の湧き出る地方などでは観光施設として存続してます。

ただ、ここ最近日本ではサウナがブームになり、新しいサウナ施設が続々誕生しています。
そんな中、船橋で 40 年以上も営業している老舗のサウナ施設が G-topia です。
場所は船橋駅から線路沿いに 5 分程歩き住宅街に入る頃、蔦に絡まれたギリシャ彫刻の白い建物が見えてきます。周りの住宅やマンションとは異質な建物で違和感満載ですが私が学生時代から同じ風景なので外観だけでもノスタルジックな気分になります。

いよいよ館内の説明です!

まず、入口のドアを開けると受付があり、入館料 1,500 円を始めに払いレンタルのタオル、バスタオル、館内で着用するガウンの様な館内着を受取ります。入館料 1,500 円は、サウナ専門施設では格安で、通常 2 時間での料金ですがここは休憩(仮眠)も含め 12 時間いても料金は変わりません。(深夜利用は別料金あり)

なお、こちらの施設も含め日本のほとんどのサウナや温泉施設は、入れ墨(タトゥー)を入れている方は入場おことわりのハウスルールがありますが、最近のサウナブームや外国人観光客の利用で徐々に OK のお店や個室(貸切)のお店も増えている様ですので日本でサウナを体験してみたい方は、事前確認した方がいいでしょう。

そしてレンタル用品を持ち、ロッカールームへ進みます。こちらでは着てきた衣類を全て脱ぎフロントで借りた館内着に着替えて 2 階の大浴場&サウナへ向かいます。
大浴場の入口では壁に仕切られた棚があり、そちらに着てきた館内着とバスタオルを入れタオル 1 枚持って浴室へ入ります。中は店の外壁で見たギリシャ彫刻のオブジェ達が立ち並び、蒸気で霞んだ壁には壺を持った天使からお湯が滝のように風呂に注がれています。
言葉だけですとユートピアの世界を想像しそうですが現実は、裸の男たちがウロウロしているだけなので、ここでもオブジェは違和感満載です。

施設 HP より引用

次に浴室の壁に 20 カ所ぐらいある洗い場で軽くシャワーを浴び、いよいよサウナ室へ入ります。
こちらは 15 人ほど入れる部屋の床全面にバスタオルが敷きつめられ、階段状の座席に無言で座り、スタートです。
室温 110 度の中、壁に時計があるので自分で時間を決め(私は約 10 分)じっと耐えます。5 分ぐらい経過すると全身の毛穴から汗が吹き出ますが自分で決めた 10 分間をじっと待ち、ふらふらになりながらサウナ室を出て向かいにある水風呂(約 15 度)へ入ります。人によって時間はまちまちですが私は 1 分間が限界です。

休憩用の椅子があるので、そこで身体を休めます。(約 10 分間)
限界まで熱しられ、次に急速に冷やされると身体と脳がパニック状態で、意識朦朧になりますが少しずつ落ち着いてきた状態を最近、日本では「ととのう」と言います。
人それぞれ感じ方が違いますが私は、全てが開放され無になる状態かと思っています。
そんなサウナ、水風呂、休憩を 2〜3 回繰り返し、洗い場で備え付けのシャンプーやボディソープで体を洗います。最後に中央に 10 人程入れるお風呂(約 38 度)で、ゆっくり体を温めます。その時、気を付けなければいけないのは、日本ではタオルをお風呂に入れてはいけないというマナーがあります。これは日本中のサウナ風呂はもちろん、温泉も同じですのでご注意ください。

全てを終了すると別のフロアに 30 人程入れる休憩所とレストランがあるので館内着のまま仮眠や食事+水分補給ができます。
帰りは、ロッカールームで着替えて鍵を返却して外へ出ると狭く、人の多い街ですが体も脳もリフレッシュしているので、穏やかで、落ち着いた街に感じられます。
今回紹介したサウナに限らず日本中どのサウナでも同じような気分を味わえると思いますので是非体験して見てください。

次回も私の住む街、船橋のちょっと気になるスポットをご紹介したいと思います。

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Tokio
Tokio
東京のとなり、千葉県に妻と二人で住んで
息子(二人)は、それぞれ独立して生活しています。
最近、長男に女の子が生まれ、孫が出来ました!

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