
カップラーメン
普段はあまり食べないが、時々急に食べたくなるのがカップラーメンである。
帰宅途中にコンビニで買って帰り、お湯を注ぎじっくり待つこと三分(または五分)。
ふわりと立ち上る湯気、スープの香り、そして箸でほぐした瞬間に広がる麺のツヤ。
ひと口すすると、じんわりと染み渡る旨味に、思わず「これこれ」と頷いてしまう。
そのカップラーメン、日本が誇る発明のひとつだと言われている。
その始まりは、昭和40年代に日清食品が発売した「カップヌードル」。
世界初の容器入りインスタントラーメンは、手軽さと美味しさから瞬く間に広がり、今では日本国内だけでなく、世界中で親しまれている。
お湯さえあればどこでも作れるカップラーメンが、非常食やアウトドアの定番にもなっているのは、その画期的なアイデアと実用性の高さゆえだろう。
カップラーメンの魅力は何といっても、その「手軽さと奥深さ」にあると思う。
お湯を注ぐだけで完成するシンプルさなのに、味は本格的で、スープのコクや麺の食感にメーカーごとのこだわりが詰まっている。
シンプルな醤油味から、濃厚なとんこつ、ピリッと辛い担々麺まで、バリエーションも豊富。
その時の気分に合わせて選べる楽しさも、カップラーメンならではだ。

海外ではどのように受け入れられているのか、気になったので少しだけ調べてみた。
すると、アジア圏では日常的に食べられている一方で、欧米では「ユニークな日本食」として人気が高いらしい。
中には、スープの濃さや具材をアレンジして楽しむ人もいるそうで、カップラーメンが単なるインスタント食品ではなく、一種の「ラーメン文化」として広がっていることに驚かされる。
具材をアレンジ・・・たしかに具材の量や種類がもう少し欲しいと思うことがある。
ただでさえカロリーが高いと言われているカップラーメンなのに、もう少し野菜を増やして見た目だけでもヘルシーさを感じたい。
次に食べたくなった時は一緒に野菜もたくさん買って、アレンジしよう!
いや、もうそうなると「手軽さが魅力」ではなくなってしまう・・・。
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PEACE CITY に住んでおります。
アウトドアブームが落ち着いた今、
ボタニカルブームに足を踏み入れようとしています。
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