我が家の庭は猫の額ほど・・・。Part-2「冬に咲く花」

我が家には猫の額ほどの庭がある。「猫の額ほど〜」とは? インドネシアの皆さんはどう感じられるかわかりませんが、「額」はおでこのことです。日本では、猫の顔の大きさに対して目や耳の割合が多くおでこがあるのかないのかわからないくらい小さなことから「猫の額」とは面積や土地の大きさ、広さを例えるときに「猫の額ほどの庭〜」とか「猫の額ほどの家〜」といった狭いことを表現するときに使う言葉です。

さて今回は Part-2、我が家の「冬に咲く花」を紹介しようと思います。
日本にはご存知の方も多いと思いますが、四季(春夏秋冬)がございます。今は 1 月。ちょうど冬で寒い季節の真っ只中です。
とは言ってももう直ぐ立春を迎え少しずつではありますが暖かい春を感じる季節がやって来ます。
そんな寒い季節は外に出るのも躊躇しますし庭の手入れなどもほとんどなく、雑草の勢いもほとんどないのをいいことに庭はほったらかし状態です。そんな庭に毎年この時期に咲く花を 3 種、紹介します。


スイセン(フサザキスイセン/房咲水仙)

もう何年も同じ場所でスイセンが咲くのですが、どうもここ数年咲く花の数がだんだんと減っているような気がしてなりません。

基本我が家の庭はほとんど手をかけることなく(自己流の超適当なガーデニング)肥料を撒くこともないため栄養不足が疑われます。そこで色々と調べた結果、葉の選定時期や肥料の与え方、球根の管理等、いろいろと手間のかかる育て方がわんさと出てきてちょっと面倒だと痛感しました。

花が咲かない一番の原因は多分、花が終わり春にかけて葉っぱが生い茂ってくるのですが、6 月頃になると萎れてきて、しかもボサボサ状態になり見るに見兼ねて全て刈り込んでしまうことがよくないのか?葉っぱが完全に枯れるまで刈り込みは NG のらしい。まぁ、これを機会に育て方を勉強して来年はたくさんの花を咲かせてみようか〜と、反省。

※多少の蕾はあるが、葉の量からして花の数の割合が少なすぎる。


コバノランタナ(小葉のランタナ)

実はこの花、今の今まで名前も知らず、冬に咲く花と言うより、冬も咲く花です。一年中花が咲いているような〜、放っておくとどんどん増えて大きくなるので年に一度バッサリと選定し、それでも葉が伸びてピンクの小さな花を咲かせる、超丈夫で繁殖力抜群な植物です。

また、ハーブのような強い匂いがあり個人的には好みではない部類の植物で、親が残した植木なので仕方なく植っている花、勝手に育つのでどうでもいい植木、そんなイメージの草花でした。ですが今回、「冬に咲く花」をテーマに花の名前を調べ、育て方や特性などを見ていたらまぁ、それなりに愛着も湧き、今後も我が家の庭に咲かせて行こうと決意した次第です。


この梅の木は近所のファミリーが引っ越しされる際、まだ小さかった木をいただいたもので、我が家の庭に移植してから 20 年近く経ちます。

一度は大人の身長を超えるほど大きくなったのですが、病気になり根元より 20 センチくらいのところから切り落としたところ、横から目が出て枝が出て、花が咲き〜病気は完治?復活してくれました。何しろ猫の額ほどの庭なので大きく育てることができず、他の植木との兼ね合いで毎年選定しながら背丈を 1m 位の大きさを維持しています。

そのせいか毎年花は咲くのですが実が生らず、もう少し大きく育てれば梅酒ができるほどの実を収穫できるのでは?と思い、今年は選定を控え大きく育てようかと思います。現状まだ蕾ですが・・・あと数日で梅の花の開花が見られます。春よこい、早く来い!ですかね。

さて、我が家の「冬に咲く花」を 3 種紹介しましたが、寒い冬ももう少しの辛抱。次回、「春に咲く花」を紹介できればと思いますのでご期待ください。ではまた。

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