腹話術
先日テレビのバラエティ番組でいっこく堂さんをみました。
いっこく堂さんは、日本で有名な腹話術師です。
公式HP
https://ikkokudou-official.themedia.jp/
海外でも公演をしていたのでご存知の方も多いかと思います。
いっこく堂さんといえば
「2体人形の同時操り」「時間差会話」「唇をまったく動かさない技術の高さ」
ウィキペディアより
と、オリジナリティ溢れる高度な技術と様々な人形のキャラクターの声色を巧みに操るエンターテイナーです。
特に『まみむめも・ぱぴぷぺぽ』のような通常は唇を重ねないと発せられない音は
かなり高度な技術が必要なんだとか。自分でやってみても全くできません。
番組内は、“腹話術をしながら様々な歌手のものまねで数曲歌を披露し、審査される”というものだったのですが
腹話術しながら歌うだけでもすごいのに
どのものまねもよく似ており歌もとてもお上手。
芸達者ってこういうことだな・・と、常に進化し続けているプロの姿に拍手⭐︎ でした。
私が腹話術を生で見たのは確か5歳くらいの時。
姉と従兄弟と3人で図書館に行った際
ちょうど別室で『腹話術お話し会』の催しが始まったので見学に参加しました。
小さな男の子の人形と、ベテラン風の腹話術師のおばさん。
初めて腹話術を見た私は
カチャカチャ動く目と口元の音が機械音のように聞こえたのか
「よく喋るロボットだなぁ〜』と感心し
おばさんと軽妙なかけあいに釘付けになりました。
“人形がトランクから登場し、終盤にはトランクの中(寝床)に駄々をこねながら帰っていく・・” という演出も
『いつも見ている人形劇とは何かが違うぞ』という違和感が、独特な面白さだったように記憶しています。
帰り道で 姉から
『あれは、あのおばさんが一人で二役やっている』と説明されましたが
予想外の真実を全く受け入れられず(笑)
理解するのにしばらく時間がかかりました。
おばさんの腹話術スキルが高かったのか、子供の私の瞳が純粋すぎたのか
定かではありませんが・・・
腹話術っていつ見てもやっぱり面白いと思ったのでした。