夏の風物詩 花火大会
東京の花火大会
夏のイベントの定番といえば花火大会です。
私が住む東京でもかなり多く開催されます。
花火大会のはじまりは、江戸時代に隅田川で行われた水神祭がその由来といわれています。
当時、関西や江戸などの都市では飢饉や疫病が流行り、多くの死者が出たそうです。
当時の人々はこのような飢饉などの災厄は悪霊の仕業だと考えられていました。
その死者への慰霊や悪疫退散のために水神祭を開催し、打ち上げ花火を上げたのが最初だと伝えられています。
東京の夏は蒸し暑く快適とはいえませんが、花火には鎮魂の意味があるため、花火大会は先祖や亡くなった人たちの霊が帰ってくるとされるお盆の時期に集中しています。
東京の花火大会といえばやっぱり『隅田川花火大会』
東京の花火大会で一番有名なのが隅田川花火大会です。
身動きが取れないくらい各地から人が押し寄せ、テレビでは生中継もされます。
その生中継の伝説の回といわれているのが、2013年の第36回大会です。
放送開始後およそ30分でゲリラ豪雨に見舞われ花火大会が中止になりました。
花火大会は中止になったものの、生中継を別番組に切り替えることもできず、レポーターの方はびしょびしょになりながら花火大会の中継ではなくまるで台風中継のように状況を説明をしていました。
そのレポーターの方の根性のある中継姿を見て、私の中では好感度が一気に上がってしまいました。
10年以上たった今でも語られる生中継となりました。
当時は墨田区に住んでおり、会場が近所なので私も現場にいました。
花火大会が始まって間もなく、風が強くなり、バケツをひっくり返したような大雨が降ってきました。
家と会場はそこまで離れていませんが、私もびしょ濡れになりながら帰宅。
テレビをつけると中止になった花火大会の中継が行われており、苦労を共有したような気持ちになりました。
そんな隅田川花火大会ですが、中止になったのは2013年だけで他の年は無事行われてきました。
墨田区から引っ越した私ですが、相変わらず隅田川の近くに住んでいるため毎年参加しています。
昨年も隅田川花火大会に行ってきました。
都会の花火大会なのでビルの隙間から花火を見るようなスタイルです。
川沿いは視界が開けてより開放的に花火を見ることができるでしょうが、その席は競争率が高くなかなか手に入れることができません。
いつかは浴衣を着てより良い位置で花火を見てみたいと考えてはいますが、毎年先延ばしにしているような状態です。
隅田川花火大会公式サイト
https://www.sumidagawa-hanabi.com/
高い建物が少なくて花火が見やすい『足立の花火』
歩いて見れる距離まで近づけるという理由で、昨年初めて足立の花火大会に行ってきました。
荒川の河川敷を会場とするため、高い建物が少なく広い範囲で花火を見ることが可能です。
昨年は初めての参加のため、インターネットやGoogle Mapで見れそうな位置を探して現地に向かいました。
向かっている道中は特に日常と同じでしたが、足立区に近づくにしたがって人手が増え、思ったような場所まで辿り着くことができませんでした。
それでも地元の人の波に着いて行き、荒川近くの開けた場所へ到着しました。
距離は近くありませんでしたが短い時間で沢山あがる花火を見ることができました。
今年も絶対行こうと思います。
足立の花火公式サイト
https://www.adachikanko.net/adachi_no_hanabi46
まとめ
今回は昨年私が参加した東京の東側の花火大会を紹介させていただきましたが、全国で規模の大小はあれど花火大会は開催されています。
有料の席もありますが、殆どの花火大会が無料で見ることができます。
機会があれば花火大会是非行ってみてください。
Profile
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2023年10月に大谷デザイン研究所に入社いたしましたwebデザイナーです。
東京の東側に住んでいます。
食べることが好きなので、美味しいものについて記事を書くことが多いです。
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