上野動物園へ行ってきました

今が梅雨の時期だと忘れてしまいそうな暑い日、上野動物園へ行ってきました。

通称は上野動物園（うえのどうぶつえん Ueno Zoological Gardens）、正式名称は東京都恩賜上野動物園（とうきょうとおんしうえのどうぶつえん）といいます。

JR上野駅・公園口から正門まで徒歩5分です。入園料は一般600円、65歳以上300円、中学生200円（都内在住または在学の中学生は無料）、小学6年生までは無料です。

上野動物園は1882年（明治15年）3月20日に農商務省所管の博物館付属施設として開園した、日本で最初の動物園です。1886年（明治19年）に宮内省所管となり、トラなど外国産の珍しい動物が集められました。1924年（大正13年）には皇太子殿下（のちの昭和天皇）のご成婚を記念して東京市に下賜され、その頃ホッキョクグマ舎やサル山が作られました。第二次世界大戦時には猛獣処分が行われ、クマ・ライオン・トラ・ゾウなどが処分されましたが、終戦後、『動物園は平和そのものである “Zoo is the Peace”』を合言葉に上野動物園の復興ぶりはめざましく、1972年（昭和47年）には日中国交回復を記念してジャイアントパンダのカンカンとランランが来園して大変なにぎわいだったそうです。上野動物園は多くの動物の繁殖に成功しており、長い年月で培ってきた飼育技術を活かしてさまざまな動物の魅力的な展示に取り組んでたくさんの人々に楽しんでいただきながら、野生動物保全の重要性を伝えています。

正門から入場したので、まずは東園から見ていきました。

東園はゴリラ・トラの住む森、ゾウの住む森、クマたちの丘、ホッキョクグマとアザラシの海などがあります。 動物園に行くのは久しぶりなのでワクワクしていましたが…暑さのためホッキョクグマなどの展示が終わっていました。トラもいなかったです。ゴリラの背中はなんとか見られました。ものすごく暑い昼だったので、しかたがないですよね。ライチョウの脚のふわっふわの羽に少し癒されました。ツンドラ気候の北極圏に生息しているからでしょうか？脚まで羽で覆われているんですね！知らなかったです。

いそっぷ橋を通って、東園から西園へ。西園にはパンダのもり、小獣館、両生爬虫類館、アイアイの住む森、子ども動物園すてっぷ、アフリカの動物エリアなどがあります。

ベニイロフラミンゴの鮮やかな羽色がきれいでした。背中を向けていたハシビロコウが顔を見せてくれたので、ハシビロコウ好きの友人が喜んでいました！キリンはお母さんと娘さんです。フラミンゴのあとハシビロコウを見にいったので、両生爬虫類館にいくのを忘れていました…ヤドクガエル見たかった…。パンダは人が多くて、早々にあきらめました。アフリカの動物エリアのサイやカバも展示が終わっていました。小獣館も人がいっぱいで、特にマヌルネコは人気でした！キリッとした顔のミーアキャット！かっこいいです！まるくなって寝ているミツオビアルマジロがかわいかったですね。アルマジロの中でもボールのようにまるくなるのはミツオビアルマジロだけなんですよ！

3時間くらいいたのですが、暑さのため見られなかった動物が多かったので、暑くない時にまた行こう！と思いました。夏は暑さにより、すぐ展示が終わってしまうこともあると思いますが、みなさんも上野動物園へ行ってみませんか？