『てくてく散歩』 秋葉原とアイドル AKB48

こんにちわ Tokio です。
今回は、わが街・船橋から黄色い電車で 30 分ちょっとで着ける秋葉原とそこを拠点に活動している AKB48 の紹介をしたいと思います。
秋葉原は日本最大の電気街、AKB48 は日本トップの女性アイドルグループと、共に日本を代表するものでしたが現在、色々変化が起きていますのでその辺りの感想をまとめました。

電気街からサブカルの聖地へ 「秋葉原」

第二次世界大戦後、この地域一帯は軍の払い下げの電気部品や電線などを販売する露天商が集まる様になりその後、露天商たちが駅の周りを中心に個人店として店を構える電気屋さんが多く集まる街として発展したそうです。

さらに、日本の高度成長期にテレビ・洗濯機・冷蔵庫など白物家電を購入する人々のため表通りは大型家電量販店、裏通りはカメラ専門店や電気部品専門店などが集まる、日本最大の電気街になりましが、日本の成長と共に大型家電量販店が日本各地に出来始め、秋葉原電気街の魅力は半減します。そこに現れたのは携帯電話とパソコンの普及です!

特にパソコンは、色々な知識が必要で、尚且つ高額なため、これに目をつけたパソコン専門店が次々オープンし、徐々に家電とパソコンの街に変化して行きました。

そして現在トップカルチャーであるゲームパソコンとゲームソフト専門店も秋葉原に集まる様になり、そこからの派生でフィギュア、アニメ関連ショップも増え、さらに秋葉原にアイドルグループの AKB48 劇場も出来たことによりメイド喫茶や地下アイドルの活動拠点も増え、秋葉原はゲーム・アニメ・アイドルファンが多く集まるオタクの街になっています。

現在の秋葉原へ行ってみるとインバウンド需要で外国の方が大変多く、色々な言葉や文字が街中に溢れています。さらにオタクの街らしくコスプレや奇抜なファッションをした人が平然と佇む姿を見ると買い物へ行くというより観光地として楽しむ街に感じます。

会いに行けるアイドル 「AKB48」

2005年に秋葉原にあるディスカウントストアのドンキホーテ8階に専用劇場をオープンして席数150前後の小さなスペースで「会いに行けるアイドルたち」をコンセプトに活動を開始しました。

当時の女性アイドルグループは、モーニング娘。を中心としたハロプログループが日本を圧巻していて、私もコンサートなどへ参戦していたアイドルオタクでした。

そこに数々のアーティストやアイドルをプロデュースしてきた秋元康氏が立ち上げた、ステージと客席の距離が非常に近い劇場で、ほぼ毎日公演を行うというコンセプト通りのアイドルグループをつくりますが、私は逆にカリスマ性を余り感じず、推し変することはありませんでした。

そんな AKB48 も CD 1 枚購入で約 10 秒会えるお話会や、メンバーの人気順を決めるアイドル総選挙、センターで歌える権利を獲得できるジャンケン大会など独自のプロモーションで女子アイドル NO.1 の地位に上り詰め、メンバーも 100 名近くに増え、アイドルオタクとしては無視出来ない存在になりました。

さらに姉妹グループも日本各地に 5 組もでき、国外ではインドネシア・ジャカルタの JKT48を皮切りに 7 組、今年夏には、マレーシア・クアラルンプールを拠点に活動予定の KLP48も誕生するそうです。

しかし、この AKB48 グループの成功により女子アイドルグループの乱立が起こります。

中でも、同じ秋元康氏プロデュースによる AKB 公式ライバルというコンセプトの乃木坂46 が出来、のちに櫻坂 46、日向坂 46 が誕生し、3 つをまとめて「坂道グループ」と言われ、この 3 組が現在では女性アイドルグループのトップに君臨しています。
これにより AKB48 はメディア活動の機会も減り、全盛期と比べ 3 分の 1 にまでメンバーが減ってしまいました。

現在、私はコンサートなどに行くオタ活は卒業し、テレビやネットのみで楽しんでいますが先日、YouTube で JKT48 を応援しているインドネシアの若者たちの動画を見ました。それは私がモーニング娘。を応援していた 20 年以上前に見た光景で、コンサート会場の外で数十人が集まって大きな声でオタ芸をしている動画でした。

現状日本のアイドルファンはサイリウム(ペンライト)や、うちわを振ったり、曲中に入れる掛け声が主流で、オタ芸はあまり見かけませんので動画を見た時は、とても懐かしく、そして熱狂的にアイドルを応援する姿に感動しました。

最後に日本では、まだまだ「オタク=ネガティブ」のイメージがありますが、国を挙げてクールジャパン戦略などもしていますし、世界中から注目されているアニメ、ゲーム、アイドルなどのインバウンド需要も見込める、オタク文化の中心である秋葉原の街とAKB48 の未来はさらに発展して行くと思っています。

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Tokio
Tokio
東京のとなり、千葉県に妻と二人で住んで
息子(二人)は、それぞれ独立して生活しています。
最近、長男に女の子が生まれ、孫が出来ました!

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