ガウディ建築の秘密に迫る！「ガウディとサグラダファミリア展」に行ってきました

先日、開催記念イベントに当選し、建築家アントニ・ガウディに焦点を当てた「ガウディとサグラダファミリア展」に行ってきました。

イベントでは、ガウディ研究の第一人者である鳥居徳敏 先生による講演を聴講。

建築知識ゼロの私でも理解できる分かりやすい解説で、ガウディの建築思想や複雑な造形の原理に魅了されました。

予備知識を得て、雨の降る別日に改めて展覧会へ。
2月の3連休ということもあり、家族連れで賑わっていました。

・美しい曲線は直線の集まり

ガウディ建築の特徴の一つである曲線は、直線を組み合わせることで作られているという解説に目から鱗。展示では、曲線を構成する直線を見ることができる貴重な図面や模型が多数展示されていました。

・サグラダファミリアの意外な高さ

名古屋モード学園スパイラルタワーズとほぼ同じ高さという解説には驚きました。
※名古屋市にある専門学校。高さ170ｍ、ねじれたデザインが特徴的な建物。

・ガウディの自然への深い愛情

ガウディは自然を深く愛し、建築にもその思いを込めていたことが、展覧会を通して伝わってきました。曲線は自然界に存在する形を模倣しており、柱は樹木のように枝分かれしています。自然と一体化したような空間は、見る人に安らぎを与えてくれる気がします。

・完成は2034年？

残念ながら、サグラダファミリアの完成時期は再び延期され、2034年を目指しているとのこと。それでも、完成を心待ちにする気持ちは変わりません。いつか自分の目で完成したサグラダファミリアを見たいという夢が膨らむ展示で、知識を得たことで見る目が変わりました。

建築に興味がない人でも楽しめる内容なので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

完成まであと10年？くらいありますが、完成が待ち遠しいです。

※サグラダファミリアの完成時期は、建設状況や資金調達状況によって変動するためあくまでも目安だそうです。